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2011年6月~ 2013年6月 青年海外協力隊 幼児教育隊員としてエジプトで活動。日本に帰国後もいっぽいっぽゆっくり進んでいきます。


by bagel5529

活動記録⑨ ”素敵なカウンターパート”

毎週木曜日は支所勤務の日。

支所には、ここカフルで活動していくにあたって 頼れるカウンターパートのイマーンがいます。

彼女は、大学で4年間子どもについて学び、保育士、園長を経験し、今の支所にいる。
本邦研修で、日本に行って保育園を見たこともある。
だからボランティアの活動をとてもよく理解してくれてるし
現場を知ってるから、保育士のこと 保護者のこと、いろんな問題を共有できる。

それはとっても大きい。

ボランティアとの付き合いもとっても長いので
このつたないアラビア語をよくくみとってくれるし
何度も何度も聞き返す私に、あきれずにつきあってくれて
いろんな話も聞かせてくれる。

だから週1の支所勤務の日がとっても楽しみなんです♪

今日は、エジプトの幼児教育について、先生たちの考え方について
保護者の意識などなどをたくさん聞くことが出来た。

ちょっとあげてみると、

・保護者はやっぱり勉強を重視してくれる保育園にいれたいとおもってること
 (昔は小学校に入ってから文字を勉強してたけど、今はもう書けることを前提に始まるみたいです)

・保護者が保育園を自由に選ぶことができるため、保育園も保護者の要望にこたえようとすること
 (毎日たくさん宿題がでます。 保育士達はその宿題をチェックするのにたくさんの時間が必要→子ども達が放置される・・・)

・カフルでも地域によって考え方に差があること

・遊びが大切だと思って仕事をしてる保育士さんたちはいるけれど、そいういう保育園こそ予算が足りないこと
 
などなど。


イマーンは、小さい時には遊びが必要だっていうことを知っているし、
こうしていきたいっていうはっきりしたイメージをもってる。
そしてそこにいくのには たくさんの時間が必要だってこともわかってる。

「ちょっとずつね」って。

なんていうんだろうな。
イマーンと話してると ゆっくりでも着実にそこに向かっていってる気がしてくる。

毎日保育園に行ってると、どこからどうやって働きかければいいか 途方に暮れる時もたくさんあるんだけど、
今日イマーンと話をしてたら、ちょっとずつだけど できることはたくさんあるんだなぁって思った。


今週は久しぶりにゆっくりカフルで過ごせる週末。
ゆっくりとこれからのことを考えよう。

イマーンがいるなら カフルの未来はきっと明るいな☆
by bagel5529 | 2011-10-13 23:12 | 活動記録